グローバルコラム

タイ・バンコクの移動手段~バンコクで効率よく移動するには?~

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Cross Marketing Group USA, Inc.
CEO

齊藤 政久

バンコクのスワンナプーム国際空港に到着し、タクシー乗り場に。
たくさんのタクシーが停車していたので、その中の一つを選んで乗車しようとすると、乗車拒否されてしまいました。

空港でのタクシー乗車方法

20150407_02
バンコクでは、「乗車拒否されることがある」と聞いていましたが、まだ行き先も告げていないのに乗車拒否をされるとは。しかし、他の人を良く見てみるとカウンターのような入口で受付のようなことをしているのを発見しました。

空港でタクシーに乗るには、番号票を受け取り、割り当てられた番号のタクシーに乗る必要があったのです。

なるほど、そういうシステムになっているのか、、、これは私の早とちりでした。



タクシーでは、領収書はもらえないし、料金メーターもめったに使わない

空港から無事にタクシーに乗り込み、きちんと料金メーターを利用したことを確認。

ホッとしていると、途中で何かを要求されました。高速代です。「払っておいてくれよ」と思いながらも、100バーツを手渡し。

ホテルに到着して、乗車代は約400バーツ、高速代を加えて約500バーツなので、2000円弱です。(※1)

なお、バンコクのタクシーには、領収書はめったにないようです。会社に提出するので、手書きでも良いから書いてくれ!と依頼して、納得してもらいましたが、紙もないという状態だったので、飛行機で頂いた紙ナプキンに書いてもらったこともありました。紙ナプキンに書いた領収書なんて提出できるか!と思いながら、とりあえず大切に保管しました。(後日、その紙ナプキンを会社に提出することは、ありませんでしたが、、、)

その後、何度か街中でタクシーに乗りましたが、領収書を発行されたことは一度もありません。

加えて、バンコクの街中で、タクシーが料金メーターを使うことはほとんどありません。一度だけ、ちゃんと料金メーターを使用して、ホテルまで送り届けてくれたタクシードライバーの方がいましたが、何度か乗車した中でこの1回だけでした。ちなみに、そのドライバーの方には「あなたは料金メーターをちゃんと使って偉い」と誉めて、チップのつもりで多めに支払いました。

料金交渉の舞台

街中でタクシーに乗る際には、必ずと言ってよいほど乗車拒否されます。

その理由を聞くと、「近いから」とか、「そっちは混んでいるから行きたくない」とか言われます。その場合には、「じゃあ100バーツで」と言うと、「200バーツ」と言い返してきます。「なんだ!行くんだ」と思いっきり裏手突っ込みをしたい気分を抑えながらも、「じゃあ、150バーツ」などと交渉を成立させます。

この交渉には値付けがあってないようなもので、以前、知り合いのところに行った際は40~50分ぐらいかかりましたが、150バーツもしませんでした。本来は、150バーツも払ったら、結構遠くまで行くはずですが、同じ金額分で5分で着くこともあれば40分以上の距離を走ることもしばしばです。

こちらも急いでいるので、仕方がない部分もありますが、この辺りは日本人の感覚とは大きく違う点であり、正直後味が良いものではありません。

タクシービジネスにチャンスが

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タクシーに乗車することは、毎回乗車拒否や交渉があるので、面倒だと思う場合には、BTS(バンコク・スカイ・トレイン)を利用することも選択肢の一つです。

しかし、BTSは時刻表がないので時間が読めないうえに(しかし時刻表がないとは、、、)複数人で移動する場合だと、タクシーの料金と変わらなくなってしまうケースが多々あります。

駅からも目的地まで距離がある場合には、歩いている間に汗をかくし、初めて行く場所にたどり着くのが難しいです。

バンコク街中の移動手段として、そのほかにあるのがバイクタクシーやサムロー(トゥクトゥク)と呼ばれる三輪車タクシーです。バイクタクシーを利用する方法を検討してみました。見ていると、男性は運転手の後ろにまたがり、女性はリアシートに横座りして乗っています。確かに安くて、早そうですが、暑いし、なにしろ危なく感じます。

それならば、サムローはどうでしょうか?暑いうえに移動は遅く、埃もすごいため、これから商談にいこう!という中でどうしても馴染みませんでした。

結局、複数人で移動する場合には、タクシーが一番効率的だと思うのですが、英語が話せて、料金メーターを使い、マナーが良いタクシー会社があれば、多少割高でも、、、って、どこかの国で聞いた話ですね。そういう構想があることを聞きましたが、早い実現を希望します。

※1タイバーツ=約3.667円

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