グローバルコラム
マレーシアで大人気?! ~携帯電話の普及とセルフィーのブーム~
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最近、マレーシアの町を歩いていると頻繁に目にするアイテムがあります。
マレーシアで流行する謎の棒
マレーシアの携帯電話、及びスマートフォン事情
携帯電話がこれだけ普及しているのですから、当然のことながら、今日ではフィーチャーフォンからスマートフォンへの移行が進んでいます。マレーシアのスマートフォン普及率は2012年から2013年にかけて、47%から63%にまで拡大したと発表されています。(The Ericsson ConsumerLab調査)
スマートフォン・ユーザーの利用傾向
タクシーを呼ぶ為のアプリや近隣のレストランからデリバリーを頼む際に利用するアプリなど、日常生活を送るのに便利なアプリが流行し、しかも通信費がかからない場所で利用出来るとあれば、パソコンよりスマートフォンが人気を集めるのも頷けます。 中でも一番の人気を誇るサービスがFacebookです。老若男女問わず、こちらで出会う殆どの人が「Facebookやってる?」と聞いてきます。実際に調べてみると、日本のFacebookユーザーが約1380万人なのに対し、マレーシアは約1330万人であることが分かりました。マレーシアの人口は日本の人口の4分の1程度ですので、驚異的な数字と言えます。(2013年度)Facebookの普及率は46.2%。誰もがスマートフォンでFacebookをしている様に感じるのも当然の数字です。
Facebookの利用方法とアイテム
そこで人気を集めたのが、冒頭で記述した例の棒です。もうお分かりでしょう。実はこれ、セルフィー写真を撮る為の機具なのです。
セルフィー機具と増えるバリエーション
リモコン
増える需要と今後の展開
マレーシアを訪れる欧米人はバックパッカーや一人旅が多く、自分を含めた写真を撮る為にはいちいち誰かに声をかけなくてはいけません。この機具があれば、気に入った景色をバックに自分で気軽に撮影が出来るため、非常に人気を呼んでいます。
露店で格安に実演販売される機具
マレーシアではセルフィー機具として広まったアイテムですが、国によっては旅行用品として需要が見込まれるかもしれません。同時に自撮り写真ブームもまだまだ世界各地で広がっていますから、世界中の人がこのアイテムを持つ日も近いかもしれません。 マレーシアでのスマートフォンの普及は今後ますます拡大すると見込まれています。スマートフォンの普及に伴って独特の発展をみせる利用方法から、次はどんなアイテムやアプリが流行するのか、目を光らせて見守りたいと思います。
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