Column コラム
新着記事
-
【新しい時代のリサーチ 第1回】
今知っておきたい!「RDIT ― 米大統領選を正確に予測した新しい調査」とは!?世の中の変化につれて、リサーチの世界でも大きな変化がはじまっています。人々のインターネット利用はパソコンからスマートフォンへとシフトし、インターネット調査においても今後はよりスマートフォンでの回答者を想定した調査の画面や質問票の作り方に留意する必要が増しています。
取材担当 / 岸田 典子 (きしだ のりこ)
2016 / 12 / 19
-
エイジングケアの概念を変えた「B.A」
第3回 若年層向けプロモーションと愛用者向けプログラムポーラの商品は、一部百貨店とECでも販売しているものの、売上の95%は、ビューティーディレクターによる対面販売。そのため、日々お客さまと接するビューティーディレクターへの高次元な価値伝達は欠かせません。商品機能に関する理解は当然ですが、「B.A」では、商品を使っていただくお客さまにどうあってほしいか、というブランドの「ストーリー」への理解促進にも力をいれています。私自身も現場へ赴いて、全国のビューティーディレクターへ直接思いを伝える機会を持っています。ビューティーディレクター一人ひとりが、ブランドの意志を受け継いで、人から人へ伝えていく体制づくりに努めています。
取材担当 / 砂金 美和
2016 / 12 / 16
-
×はOK?赤い色はネガティブ?記号や色が示す意味合いの差異とは?
最近、「温泉マーク」が訪日外国人への対応のために変わるかもしれないというニュースが話題になっていました。(NHK NEWSWEB 「温泉マーク なぜ変える?」)
日本人にはおなじみの現在使われている温泉マークは、日本に詳しくない訪日外国人の多くにとっては、「温かい飲み物や料理を提供する施設」として見えてしまうという誤解が多く生じてしまうことから、従来のマークに人が湯に浸かっているイメージが付加された新しいデザイン案が示されました。
このようなマーク(一般的にはピクトグラムと呼ばれます)ひとつにとっても、その記号が持つ意味合いの受け取り方はその土地や国の文化によって異なってきます。取材担当 / 大竹 雄
2016 / 12 / 06
-
エイジングケアの概念を変えた「B.A」
第2回 女性の生き方、肌に対する意識を反映する2015年のリニューアルは、ブランド誕生30周年を記念するとともに、エイジングケアの概念を「抗う」から「活かす」へシフトすることをより明確にするものでもありました。打ち出したのは「ジェネシスバイオアクティブ理論」です。「活かす」エイジングケアへの転換を機に提唱した、肌が本来持っている能力を最大限に引き出す「バイオアクティブ理論」をさらに進化させたものです。
取材担当 / 砂金 美和
2016 / 12 / 02
-
インドネシアのコメ事情
インドネシアの多くの地域ではコメは「幸せの使者」と呼ばれ、インドネシア人の主食です。インドネシア人はコメをパサール(市場)で、キロ単位ではなく、リットル単位で購入しています。
取材担当 / 王 世易
2016 / 11 / 29
-
エイジングケアの概念を変えた「B.A」
第1回 消費者のインサイトを捉えた商品開発ポーラのエイジングケア化粧品「B.A」は2015年にブランド誕生から30周年を迎えました。この記念すべき年に、ブランドとしては5回目となるリニューアルも実施しています。本連載では「B.A」ブランドがどのように成長し、商品開発やプロモーションに対してどのような考えを大切にしているのかを紹介します。
取材担当 / 砂金 美和
2016 / 11 / 18
-
あらためて知っておきたい ネットリサーチのメリットとデメリット
マーケティングにおけるネットリサーチとは、インターネットを利用した市場調査を指します。また、「インターネットリサーチ」「Web調査」「オンラインサーベイ」とも呼ばれ、従来、訪問面接調査や郵送調査などによって行っていた顧客(消費者)の意見を、インターネット上で聞き出す調査手法です。
ネットリサーチにおける代表的な調査方法としては、事前に登録しているアンケートモニターに、メールやWebサイト上でアンケートをお知らせし、サイト上のアンケートフォームから回答してもらう方法が最も多く挙げられます。
ネットリサーチは数あるアンケート実施方法の中でも年々シェアを伸ばし、1999年には全体の約2%程度だったものが、2006年までの8年間で30%まで拡大、現在もその割合は増え続けています。取材担当 /
2016 / 11 / 17
-
シリーズ 成長市場で勝つ (1)はじめまして株式会社gr.a.mです
はじめまして。今回からグローバルコラム「シリーズ 成長市場で勝つ」を担当します株式会社gr.a.m(グラム)の谷村と申します。このコラムを始めるにあたって、まずは私どもの会社、株式会社gr.a.mについて紹介いたします。
取材担当 / 谷村 真
2016 / 11 / 08
-
個食市場を切り拓いた「プチッと鍋」
第3回 「帰宅が遅い父親に」「主婦のランチに」個食のシーン訴求容器の形状、味と、イノベーションを起こすことを目指して開発を進めてきましたが、商品名もそれにふさわしいものを求めて検討を重ねました。「プチッと」という名前は、小さいという意味の「プチ(Petit)」と容器を開けるときの「プチッ」という音からきています。「プチ」という言葉が良さそうだというイメージはネーミングを考え始めたころから持っていました。
取材担当 /
2016 / 11 / 04
-
個食市場を切り拓いた「プチッと鍋」
第2回 ポーション型容器を選択した理由とは?消費者調査の結果、消費者が鍋物調味料に感じている不満を解消する鍵は「個食」であることがわかりました。次の課題は「1個で1人前」というコンセプトに対応するための形状でした。
取材担当 /
2016 / 10 / 21
-
シリーズ ヨーロッパを知る (1)ヨーロッパ最大の家電見本市「IFA2016」から見えてくる家電の未来予想図とは!?
新シリーズ『ヨーロッパを知る』では、現在ロンドンに駐在している筆者が、ヨーロッパにおける最新のトレンドをご紹介するとともに、リサーチャー目線でのマーケティング事情の“今”を切り取った新鮮な情報を日本の皆様に向けてお送りしていきたいと思います。
取材担当 / 益並 香奈
2016 / 10 / 11
-
個食市場を切り拓いた「プチッと鍋」
第1回 「1個で1人前」のコンセプトにたどりつくまでエバラ食品工業は、2013年8月にポーション容器に1人分の鍋の素を詰めた鍋物調味料「プチッと鍋」を発売しました。当初は寄せ鍋、キムチ鍋、白湯鍋の3種類をラインナップし、翌年3月までに出荷ベースで9億円を売り上げ、鍋という季節商品としては大きなヒット商品になりました。
取材担当 /
2016 / 10 / 07
-
フルグラ、発売20年後に急成長した理由 第3回 No.1宣言で売り場を強化
2013年の「No.1」宣言は、市場に大きなインパクトを与えました。大手ポータルサイトでトップニュースとして紹介されたこともあり、特にBtoB、流通の注目が集まりました。宣言のタイミングが2月だったので、新生活に合わせ4月に作られる売り場への配荷を伸ばすことができました。
取材担当 / 網干 弓子
2016 / 09 / 23
-
時代の変化と不変的なこと
私が社会人として働きはじめたころ、仕事をしながら自分のデスクでたばこが吸えていた。それは会議中も同様だ。会議の前は灰皿を給湯室に取りに行き、机に並べ先輩や上司が来るのを待つ。新人の仕事だった。
バルセロナ五輪では岩崎恭子選手が金メダルを取り、新幹線「のぞみ」が運転を開始した時代。自分の中ではさほど遠くはない過去だが、もう20数年も前のことである。取材担当 / 五十峯 正貴
2016 / 09 / 21
-
フルグラ、発売20年後に急成長した理由
第2回 「シリアルと呼ばないで」グラノーラをいかに浸透させるかフルグラの朝食市場の参入を決めた私たちは、消費者調査を行い、朝食でシリアルを食べない理由を探りました。そこでわかったのは、シリアルに対するネガティブな印象。一皿で簡単に食べられることが、母親の手抜きのようにとらえられていたのです。また砂糖をまぶしたコーンフレークの認知度が高いため、シリアル=甘くてお菓子っぽい、というイメージも強くあり、「朝食として子どもに食べさせても良いのか」という不安の声も聞かれました。一方で、健康を意識する人のための食べ物というイメージもあり、「味気なくて食べ続けにくいのではないか」とも思われていました。
取材担当 / 網干 弓子
2016 / 09 / 09
-
中国からの便り~Cross Marketing Chinaの紹介~
クロス・マーケティング・チャイナは2012年に会社を設立し、中国の経済の中心 上海に拠点を構えております。上海と言えば中国でも一番活気のある都市として注目される一方、古い歴史を誇ることでも知られています。上海には全部で16の区があり、私たちのオフィスは上海の中心地 静安寺から北にタクシーで20分ほどの新開発地区に位置しております。
取材担当 / 郭 光栄
2016 / 09 / 06
-
フルグラ、発売20年後に急成長した理由
第1回 シリアル市場のシェアゲームを脱し、朝食市場に挑むカルビーは、1988年にシリアル市場に参入しました。最初に発売したのはコーンフレークとフルーツの入っていないグラノーラ。その後、91年にフルーツを加えた「フルグラ」(当時のブランド名は「フルーツグラノーラ」)を発売し、2016年に25周年を迎えます。
取材担当 / 網干 弓子
2016 / 08 / 26
-
マーケティング情報収集で使えるウェブ検索のテクニックをご紹介!
世の中に溢れる膨大な情報の中から、自分の求める情報を探すのには、非常に時間と労力が掛かることが多く、日々の忙しい仕事の中では、できるだけ効率的に情報収集することが求められます。
最近では、新しい情報がまずはインターネットに反映されることも多く、「調べ物はまずネットから」という方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんなインターネットを使ったマーケティング情報収集の際に使えるウェブ検索のテクニックをご紹介したいと思います。取材担当 / 大竹 雄
2016 / 08 / 25
-
大幅リニューアルでV字回復
第3回 リアルさを追求する流通の方々からの新しい「生茶」の反応は、味はもちろん、ボトル形状が斬新で手に取りたくなる、という評価を発売前からいただいていました。ただし、リニューアル前までの「生茶」のイメージを払拭することが必要であり、営業部門ではワイングラスに生茶を入れて試飲してもらう独自の工夫をしたケースもありました。今回のリニューアルに賭ける本気度はバイヤーにも伝わったようで、「今年は生茶しかないですね」「突き抜けたね」といった声もいただきました。
取材担当 / 笠井 隆秀
2016 / 08 / 12