Column コラム
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寺田倉庫、倉庫業から「余白」を創造するプロフェッショナルへ
第1回 このままでいいのか、危機感から生まれた新事業私たちは1950年に創業した倉庫会社です。2012年に「誰でも、どこからでも、いつでもすぐに倉庫が持てる」をコンセプトにweb収納サービス「minikura」を立ち上げました。この3回のコラムでは、私たちが「minikura」を立ち上げた理由や、サービスをはじめたことで起こった変化などについてお話ししたいと思います。
取材担当 /
2017 / 08 / 18
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ブランディングを知る~「ロゴ」の活用~
街を歩いていると見かける、世界的に有名なブランド「Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)」のバッグがあります。それがなぜ「ルイ・ヴィトン」で、高級なバッグだと分かるのでしょうか。あの「モノグラム」と呼ばれるロゴを見たからではないでしょうか。日本の家紋を参考にして作ったと言われる「モノグラム」と「L」「V」を重ね合わせたロゴ=ルイ・ヴィトンのもの=ラグジュアリーブランドの代表格、というイメージはゆるぎないものになっています。
取材担当 /
2017 / 08 / 10
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シリーズ ヨーロッパを知る (6)目指せ!訪日外国人旅行者数4,000万人!欧州の訪日トレンド
シリーズ『ヨーロッパを知る』第6回目となる今回は、ヨーロッパ人の日本への旅行についてクローズアップし、考察します。
取材担当 / 益並 香奈
2017 / 08 / 08
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三和交通、自由な発想でタクシー業界に新風 ー 第3回 次々と企画打ち出し社内活性、ビジネス拡大へ
「道をよく知っているドライバーがいい」、「大切なお客様が乗るので、対応の良いドライバーに迎えに来てほしい」。そうした要望にこたえるのが「達人」「熟練」ドライバーのステッカーを付けたタクシーです。「熟練」「達人」といったドライバーのサービスレベルの格付けは、車載カメラを活用したモニタリングチェックを元に行われています。本来、防犯が主な目的で設置されている車内を撮影するカメラを、サービスの質を管理するためにも活用しています。
取材担当 / 吉川 永一
2017 / 08 / 04
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スマートフォン利用者を意識した調査をしよう
現在、スマートフォンの普及率は約8割程度と言われています。携帯電話を使用する人のほとんどはスマホを使用しており、スマホにおけるマーケティング市場は、老若男女問わず、大きな訴求力を持っています。
取材担当 /
2017 / 07 / 27
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三和交通、自由な発想でタクシー業界に新風 ー 第2回 話題化と拡散を狙った企画
ゆっくり走る「タートルタクシー」では、プレスリリースを出した後、情報が世の中に拡散されていく流れを体感できました。ユニークなネタにはまずウェブメディアが集まり、そこからまとめサイトなどで取り上げられると新聞や雑誌からの問い合わせが入り、さらに新聞記事がポータルサイトのニューストピックスとして取り上げられると爆発的に拡散し、最終的にテレビから取材が来るという流れです。
取材担当 / 吉川 永一
2017 / 07 / 21
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回答率が上がる調査票の作り方
インターネット調査でも対面調査でも、アンケート調査を行う際には、必ず調査票を作成します。調査票は、いわば設問リスト。聞きたいことだけをただ何とはなしに羅列したり、それらしい回答を得られそうな設問をただ並べたりしただけでは、「調査票」とは言えません。
取材担当 /
2017 / 07 / 13
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シリーズ 成長市場で勝つ (5)インドにチャンス!「GST」導入によって変わるインドビジネス
2017年7月1日インドに「GST」が導入されました。GSTとは、Goods and Services Taxの略で物品やサービスに掛かる税金です。インドには国税と州税が存在し、その間には複雑なルールが存在しています。現在導入されたGSTは物品税、付加価値税、サービス税などの間接税をそれぞれ税率5%、12%、18%、28%の4段階に定め、国税や州税間で統一するものです。インド市場には複雑な税制度やそれに伴う煩雑な物流手続き、それに加え賄賂など、多くの問題を抱えており、インドに参入している企業にとってはインド市場の大きな壁に、またこれからインド参入を考える企業にとってもなかなか踏み出せない原因になっていました。
取材担当 / 谷村 真
2017 / 07 / 11
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三和交通、自由な発想でタクシー業界に新風 ー 第1回 新卒採用が増加した独自サービス
私たち三和交通は、神奈川県横浜市を中心に東京23区と多摩地区、埼玉県といった首都圏でタクシー事業を展開しています。今回のコラムでは、グッドデザイン賞を受賞した「タートルタクシー」や「心霊スポット巡礼ツアー」、「裏ヨコハマ探索ツアー」などの新サービスを始めた狙いや、顧客満足を向上するための取り組みについてお話ししたいと思います。
取材担当 / 吉川 永一
2017 / 07 / 07
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定点調査の使い方とマーケティングで生かす方法
定点調査とは、ある一定の期間ごとに同じ質問を行うことで、事象の経過や動向、変化を分析する調査手法のことです。「追跡調査」「時系列調査」「モニタリング調査」「トラッキング調査」などさまざまな呼び名で呼ばれることもありますが、調査内容はいずれも同じような内容を扱っています。消費者意識や使用実態などを長期にわたって観察し続け、傾向をつかみ情勢を把握することが目的です。
取材担当 /
2017 / 06 / 29
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龍角散の復活と決断
第3回 ノドを守る、新ビジネスの開発誰でも安心して使える「龍角散」ブランドを確立していくために、のど飴も新製品を出すことにしました。かつては、菓子メーカーに当社がハーブパウダーを提供し、菓子メーカーがハーブパウダーをまぶしたのど飴を製造、「龍角散」のブランドを使用して販売を行っていました。発売以来一定の売上を維持する人気商品でしたが、ハーブパウダーは医薬品レベルであるものの、飴の製造に当社は関わることができず、品質への保証が難しいという課題がありました。お客さまから「自社で責任を持てないものに社名を出すな」という声をいただくこともあり、当社で一貫して生産する形に変更しました。
取材担当 / 藤井 隆太
2017 / 06 / 23
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街頭調査が断られる理由と協力を得るためのテクニック
街頭調査は、調査員が街頭に出て通行人に呼びかけ、同意承諾のもと、モニターやアンケート調査に協力してもらう形の調査方法です。街頭アンケート、路上調査とも呼ばれ、テレビや雑誌などのメディアでも積極的に行われていることから、知名度と認知度の高い調査方法です。
取材担当 /
2017 / 06 / 15
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龍角散の復活と決断
第2回 ブランドを統合、売上40億から150億へ消費者調査によって「龍角散」のどこが評価され、長く使われ続けているのかを再認識することができ、会社として「龍角散」ブランドに集中し、勝負していくことを決めました。「龍角散」に集中するということは、もう一つのブランド「クララ」をやめるということでもありました。
取材担当 / 藤井 隆太
2017 / 06 / 09
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シリーズ ヨーロッパを知る (5)Brexitでイギリスでの食生活は変化するか?
シリーズ『ヨーロッパを知る』第5回目となる今回は、世界的にも注目されている「Brexit(※1)」に焦点を当てていきます。
(※1)EU離脱のこと取材担当 / 益並 香奈
2017 / 06 / 06
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ポートフォリオ分析で算出される4つの象限の活用術
顧客満足度調査等で用いられる分析手法のひとつです。製品・サービスにおける項目別満足度などを軸にして2次元グラフで表現することで、重点的改善項目を抽出するという分析手法がポートフォリオ分析です。
取材担当 /
2017 / 06 / 01
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龍角散の復活と決断
第1回 愛用者の声をもとに路線を変更私は1995年に社長に就任し、当時業績不振に陥っていた会社の立て直しを図りました。このコラムでは、当社が「龍角散」ブランドを復活させ、「龍角散の のどすっきり飴」や服薬を補助するゼリー状のオブラート「らくらく服薬ゼリー」などの新たな価値を提供するにあたり、どのように消費者のニーズを捉え、どんな施策をとったのかをお話しします。
取材担当 / 藤井 隆太
2017 / 05 / 26
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使い分けのために知っておくべき定性調査と定量調査のちがい
定性調査は、企業側が消費者側と対面する形式で意見を吸い上げる調査手法です。直に顔をあわせ、質問を繰り返すことで消費者の生の声や深層心理を読み解きます。
こうした手法をとることで、グラフや数値では表しにくい行動原理(「何故その商品を購入したのか?」「どこが気に入ったのか?」など)を把握することができます。定量調査の事前調査として行われることが多く、定量調査に必要となる「仮説」を立てるために用いられます。特に、「はい/いいえ」では答えられない行動の理由や行動に至る経緯などを探るのに適しており、感情や価値観に由来する心理的な構造を知ることに役立ちます。取材担当 /
2017 / 05 / 18
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ファンとのつながりを強くする、モスバーガーの戦略
第3回 カード施策の広がりと利便性を高めるネット注文会員サービスには、メールマガジンやクーポンをもらえる「モス Web会員」というものがあります。モスカードは一人で複数枚持つこともできますが、カードを持っていなくてもWeb会員になることができます。モスカードの発行枚数は約200万枚、モス Web会員は約290万人、カードのWeb登録もしているモス カード会員は約20万人です(2017年4月時点)。お客さまが使いやすいサービスを選んでいただけるようになっています。
取材担当 /
2017 / 05 / 12
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シリーズ 成長市場で勝つ (4)新興国パートナー探しで陥る典型的な落とし穴
海外展開のお手伝いをしていると、その業務の多くに「パートナーを探したい」といったお話をいただきます。海外、特に新興国進出となると対象地域の規制や独特な商習慣によってパートナー探しは難しくなります。しかし、多くの企業はどのような見方でパートナーを選べばいいか分からないという話をよく聞きます。そこで、日頃アドバイスをする際によく抜粋する事例など私なりの経験を織り交ぜながら紹介したいと思います。
取材担当 / 谷村 真
2017 / 05 / 09
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3C分析とは?ブランディングを効果的に行うために
企業または企業の製品・サービスのブランディングに有効なツールのひとつに、「3C分析」があります。「3C」は、「Customer(顧客または市場)」「Competitor(競合)」「Company(自社)」指す頭文字「C」を採ったものです。「3C分析」は、この三つの関係性を明示し、市場における自社の環境について、市場での可能性や戦略などを分析するための、マーケティングのフレームワーク(枠組み、思考方法などを体系化したもの)です。
取材担当 /
2017 / 04 / 27