複雑なアンケート設計もスムーズに実現┃成功のカギは密なコミュニケーション

日本世論調査協会様

日本世論調査協会(にほんよろんちょうさきょうかい)は、日本における世論調査・市場調査の発展と科学的な実施のための活動を行っている公益財団法人(以下、日本世論調査協会)。
団体としての設立は1948年と非常に長い歴史があり、主に会報の発行、研究会や研究大会の実施などの活動を行う。

今回は、世論調査に25年以上取り組んでおり、日本世論調査協会では常務理事を努めている佐藤 寧様に、クロス・マーケティングにご依頼いただいたネットリサーチについてお話を伺いました。

プロジェクト概要

調査実施背景

日本世論調査協会様が公募する調査企画の当選者との共同研究のために、ネットリサーチを実施

サポート内容

ネットリサーチの運用業務(アンケート画面作成、実査、ローデータのご納品)

結果の活用方法

調査をもとにした研究成果を日本世論調査協会が開催する研究大会で発表予定

Interview

発注の決め手は、スムーズなコミュニケーションと調査品質への信頼。

――佐藤様が担当されている主な業務・研究内容について教えてください。

わたし自身は日経リサーチに在籍しており、ソリューション本部副本部長の立場で、様々な調査の仕事を管理しています。 特に、世論調査には25年以上取り組んでいて、日経リサーチでも世論調査部長を兼務しています。
日本世論調査協会では、常務理事の立場でホームページの運営管理などに携わっています。

――今回のネットリサーチは、どのような経緯で実施されましたか?

日本世論調査協会では、2023年から2か年にわたり協会創立70周年記念事業の一環として、「研究者と日本世論調査協会の共同調査」事業を行っています。 意識調査をもとに研究論文を書くことを目指す方を支援する目的で調査企画を公募し、協会が審査して当選された方に「インターネットによるWeb調査」費用を協会が負担して調査を実施する取り組みです。
今回の調査は、本企画で当選された方との共同調査として実施しました。

調査をもとにした研究成果は、研究大会で披露していただくことになっていて、次回の研究大会は2025年1月17日に開催します。 ここで、クロス・マーケティングで実施した2つのWeb調査をもとにした発表を予定しています。
※研究大会に関する詳細は、日本世論調査協会のホームページをご覧ください。

――クロス・マーケティングに調査をご依頼いただいた経緯を教えてください。

日経リサーチでの普段のお仕事でもクロス・マーケティングに調査を依頼していて、いつもコミュニケーション良くご対応いただいており、品質に信頼があったことと、学術調査も得意とされていることを知っていたのでご相談しました。
コミュニケーションを取る中で、日本世論調査協会の取り組みの趣旨にも賛同いただいて、お見積りの金額やスケジュールにも柔軟に対応いただくことができたので、クロス・マーケティングにご依頼をさせていただきました。

イレギュラーな画面設計も手戻りなくスムーズに対応。

――クロス・マーケティングが調査を運用させていただいた中で、お力になれた点はありましたでしょうか。

実施した調査の中で、アンケート回答者によって提示する質問内容や順番を全体的に変更する必要があり、回答者様にお見せするアンケート画面の設計が複雑な案件がありました。 細かい調整が必要な仕様でしたが、担当の末弘様や宮島様から都度確認のお電話やメールをいただいて連携を密に取ることができたおかげで、手戻り無くこちらの要望通りのアンケート画面に仕上げていただきました。
また、納品ローデータに回答以外のログデータも付与していただき、イレギュラーな対応も引き受けていただきました。

――進行スピードやスケジュール感についてはいかがでしたか?

イレギュラーな対応にも関わらず迅速に対応していただき、満足しています。
実査終了後のデータ納品も早く、おかげで余裕を持って検収作業に取り掛かることができました。

複雑な仕様のネットリサーチの成功のカギは「密なコミュニケーション」。

――今後、クロス・マーケティングに期待することがあればお教えください。

相互に密なコミュニケーションを取りながら、どうしても発生してしまうイレギュラーなケースに対しても柔軟な対応をはかり、調査を成功に導いていきたいと思います。
これからもよろしくお願いします。

クロス・マーケティング担当者からのコメント
今回のアンケートのご相談を最初にお伺いした時点で、アンケート画面の設計が複雑になることを予測し、早期の段階で実施されたいイメージを詳細にヒアリングさせていただきました。
本件はアンケート画面をカスタマイズする必要があったため、弊社内の関連部署と連携して実現する方法を模索し、社内外共に「コミュニケーション」を密にとることで、認識のズレを起こさずに実施されたいアンケートを無事運用することができたと考えております。
今後も本質的なところで、どのようなことを実施されたいのか、コミュニケーションを取りながら進めていければと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

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