ブランド事業部にもう少し顧客視点を意識してほしい│ペルソナ制作支援のご紹介

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ープランニング創発支援:インサイトの共有と活用を支援ー

お客様からのご相談

アパレル企業 マーケティング部

[お客様の役割]
社内に10以上存在するブランド事業部へ統轄的にマーケティング支援を行っている。主には、リサーチや顧客データの分析によって実態把握・課題提起をしたうえで目標設定や施策立案のサポートをしている。

 

顧客視点でモノづくりやコミュニケーションを行うことの大切さを社内に浸透させていきたい。

多くの競合が存在するアパレル市場で勝ち抜くためには洋服を通して顧客の求める体験を提供することが大切だと考えています。この考えは現状、マーケティング部で先行しておりブランド事業部は旧来通り「自分たちの思い描くおしゃれ」を届ける意識が強いです。お客様はその世界観に魅力を感じてくださる一方、企業側の視点に偏っているとブランド活動に共感が生まれにくいのではと悩んでいます。また、定量的な「ブランド調査」の結果として、浸透状況やイメージ、顧客像の特徴を提供しても“想定通り”といった反応で、アクションが起こりにくいと感じています。

インサイト・コンサルティングでの解決

事業部の方々にも調査へ能動的に関与してもらいながら顧客理解を深めるために「顧客と一緒に来シーズンのアイテムを考えてみよう」というテーマでの共創型アイディエーションを開催。


アイディエーションの対話で、顧客のライフスタイルや価値観が明らかになり、「なぜそのアイテムがあると嬉しいか」が理解できる状態に。その状態で、ブランドスタッフのみで顧客視点の「おしゃれニーズの構造整理」企業視点の「ブランド体験価値の構造整理」を議論。

ブランドの「ペルソナ(顧客像)」と「プロミス(提供価値の約束)」を作ることで、デザイナー・商品企画・MD・PR・販売などブランド事業に関わる多くのスタッフが同じ目線で(同じようにお客様を想って)業務を行えるようになった。

プロジェクトを共有したお客様からのコメント

顧客理解の有用性を実感してもらえました

今回、ブランドの顧客と事業部メンバーが一体となるワークショップを実施することで、メンバーひとりひとりの認識が少しずつ異なっていることや、顧客と触れ合う中で自分たちの認識にズレがあることを自覚するようになりました。事業部にとって、調査結果を受け取るのがゴールではなくスタートであると認識してもらえたことが大きな成果に感じます。新しい発見を得ることができるようになり、顧客理解の必要性を再認識してもらえました。今では事業部発信でリサーチの要請を受けるようにり、マーケティング部の存在感が高まりました。
(アパレル企業マーケティング部)


 

 

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